針金細工『アビアント』について
針金という身近な素材は、ふだんは無機質で無骨な印象です。
必要な道具はペンチとニッパーだけ。電気も火も使わない。
それがふと気付くと、森羅万象を表現できるのです。
作品は、一本の針金で仕上げるのが原則。一本の針金をどう曲げてゴールまで持っていくか、これはパズルというか迷路を解くような感覚です。
チタン線、真鍮線など、太さ種類もさまざまな針金を使った作品たちは、私の分身です。
たくさんの人に喜んで欲しいから。
デフォルメをせず、自然体の作品をこれからも制作していきたいと思っています。
- コンセプト
- シンプルな金属素材(金線、チタン線、真鍮線等)を、シンプルな工具ニッパーとペンチを使ってでき上がる、立体線描の世界。
- 火や水、ロー付け等が不要であり、音やホコリが出ないためワークショップに適しています。
- 一般的に「ワイヤークラフト」「針金アート」「ワイヤーアート」「針金細工」などと呼ばれています。
- 西荻窪に店舗があり、作品のほとんどはこちらで手に取って見ていただけます。
- 催事イベント開催中は、常時会場内で制作、お客様との対話にあたっています。
- 作品が制作される様子をお客様に見て頂き、その技術と楽しさを味わっていただけたら幸いです。
- 作品内容
- 小型遊具、大型遊具、動物オブジェ、ミニチュア、アクセサリー線描による形、ロー付けをしないワイヤーワークによる形に大きな特色を持った作品内容です。
- 作品にはガラス玉、水晶など半貴石をアクセントに使ったものもあります。
- 商品点数と価格帯
- 商品点数 : 300点
中心価格 : 3,000~5,000円
作者紹介 林 雄三 (Hayashi Yuzo)
1948年 神奈川県生まれ
1970年 桑沢デザイン研究所 卒業
1972年 会社設立(トータルファッション)
1998年 独立後、西荻窪にワイヤーショップ アビアント オープン
1999年 銀座松屋にて 『第一回 林 雄三 針金細工展』 を開催
一貫してワイヤーによる作品を制作
ギャラリー、百貨店に於いて 『林 雄三 針金細工展』 を開催